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見積書の精査 (その1)

当社団の大切な業務に「見積書」の精査があります

目次

見積書の精査 (その1)

何を行うのか、どのように行うのかを説明させていただきます
今回はその1回目(その1)です
先ず、基本的なことから……

お客様にわかりずらい見積書

「住まいづくり」等の建築請負工事の見積書は統一された仕様がある訳ではありません、建設業者毎にそれぞれの見積ルールで見積書は作成されます。
これが見積書がわかりずらい原因のひとつです。更に見積の内容(項目名等)や単位はその多くが所謂…専門用語で記載されています。穿った見方をするとわざとわかりづらく作っているのではないかと感じてしまうほどです

わかりずらい見積書の解説(翻訳)

わかりづらい見積書の記載内容を解説します、外国語を翻訳するようなイメージです。専門用語や専門の単位をわわりやすく解説します

簡単過ぎる見積書

反対に簡単過ぎる見積書もあります、全てが1式〇〇円となっていたり、建物1棟…坪〇〇円といった見積書です。お客様にわかりやすくとの意志は感じますがあまりに乱暴です。何がどこまで含まれていいるかが全くわからず、見積書の本来の意味をなしていないケースもあります。

自動車を買う時は目の前に現物とまったく同じものがあるので1式(1台)〇〇円で理解出来て購入が可能です。「住まい」や「建設工事」は見積書提出後の契約によって創っていくわけですから、目に見えていません。モデルハウスとか展示場があっても全く同じ建物ではありません。そこを1式とか1坪〇〇円ではトラブルの原因をわざわざつくっているようなものです

仕様書と図面を使って見積書を分解します

そこで簡単過ぎる見積書は、同時に提案される仕様書と図面を使って見積書を分解&分析します。ある程度の項目分けと数量を導き出します。正確な単価までは導き出せなくとも使っている材料(建材)は何かとそれをどれくらい使っているか(数量)を出来るだけ分析&解析して説明させていただきます

基本はお客様にわかりやすくです 当たり前と云えば当たり前ですが、必ずしもそうなっていないのが現状です

次回(その2)では他社の見積との比較や価格の検証をするところを説明させていただきます

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