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土地の分筆登記(土地の単位は?)

前回に引き続き土地のお話です、土地の分筆登記のお話をします

目次

土地の分筆登記(土地の単位は?)

土地の数え方…単位は「筆(ふで)」です、法務局では1筆(ひとふで)毎に登記がされています。一帯の土地であっても何筆かに分かれている場合があります。また、1筆の土地を分割することを「分筆(ぶんぴつ」、複数の土地「筆」を併せることを「合筆(ごうしつ又はがっぴつ」と言います

なぜ…「筆(ふで)」と言うのでしょうか?

一説によると豊臣秀吉が行った太閤検地で作成された「検地帳」の記載が、ひとつの土地を「一筆書き(一行)」で書いてあったからと言われます。「筆(ふで)」と聞いて、古い時代からの名残かなとは思っていましたが、まさか秀吉さんの時代からとは……自分が好きな武将で太閤検地を指揮した石田三成さんのアイデアなのかな~と思うと親しみがわきます (^-^;

大阪城

昨日、分筆の測量 杭入れを行いました

昨日、測量士さんと分筆測量を行い、新しい杭を入れました。最近の測量はGPS内蔵の機械で行うので早いものです。そして正確な位置が出ます

昔の測量は三角形を基本として、三角関数で計算してポイントを求めていましたが、GPSの測量では絶対値の座標がはからGPSを利用して位置が決められます。一度測量して登記すると絶対値が決まり動きません。現地で杭が動いても再度正確な位置が復元されます、それだけに測量士さんも間違いが許されません

昨日のデーターで、測量士さんが、法務局へ測量図と分筆の登記を行います

測量機

決められた地番と面積で農転の届出をします

その後、決められた(分筆登記された)地番と面積で、農転の届出をします、今回の土地は地目が畑(農地)ですが、市街化区域なので届出で大丈夫です

来週以降…所有権の移転登記が行われます

農転が終わったところで、所有権の移転登記をします。今度は司法書士さんが手続きをします。権利の移転なので、旧地主さんと、新しい地主さんに同席頂き司法書士さんへの委任状や土地の権利情報等の確認を行います

小さい面積の土地の土地の取引ですが、行う事は一緒です。大切な資産(財産)の権利に関わることですので、何回やっても気が抜けません。緊張感をもって最後までサポートさせていただきます

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