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「住まいづくり」の現場 屋根工事

「住まいづくり」の屋根工事の話をします。

目次

屋根工事

屋根をどんな材料で葺くか?

「住まい」の屋根は、①瓦葺き②スレート葺き③金属葺きがあります。これは仕上材料の違いで、基本的な工事とその流れはほとんど一緒です。屋根の勾配(傾き)が大きいほうから➀>②>③となり、③金属葺きが一番ゆるい勾配とすることが可能です。長い目で見ると勾配が大きい➀瓦葺きが建物にとっては良いと思います。建物全体のデザインや見た目(外観・デザイン)に拘る場合はこの屋根の選択が大きく影響します、建設業者の選択時に注意したい点です。最近では①瓦葺きでも2寸程度の勾配で施工が可能な瓦も出てきています。

屋根・防水紙(ルーフィング)

大工さんの屋根下地工事が終わると、屋根工事業者さんが現場に入って、防水紙(ルーフィング)を貼ります。これが建物内に雨水の侵入を防ぐ最後の防波堤です、材料毎、メーカ-毎の施工要綱にそって重ねしろ(重ねる巾)や止め方を確認して施工をします。

屋根・板金工事

前後して雨押さえや水切りといった板金工事も施工をします、こちらも防水紙との重ねしろをしっかりとっての取付をします。この工事が終わると屋根本体を葺く工事となります。

屋根・本体施工

「瓦」「スレート」「金属」の屋根本体を葺きます。それぞれの施工要領書(施工マニュアル)と設計図面に沿って施工されます。屋根を葺き始める前に現場へ搬入されている材料の色の確認をしましょう。屋根の色違いによる葺き直しは避けたい工事です。時

樋工事・錺(かざり)工事

最後に樋工事や錺(かざり)工事(屋根廻りの金物取付)を行って屋根工事は完了します。

「住まい」と屋根と雨漏り

「住まい」と雨漏りは昔から大きな問題となる部分です、新築でいきなり雨漏りをしたら悲惨です。雨漏りを起こした場合、その原因や問題ヶ所を特定するのは非常に困難です。さらに補修工事も大規模なものとならざるをえません。信頼できる屋根工事業者さんに施工頂くようにしたいものです、そして現場をしっかり確認しましょう。外部足場があるうちに現場を確認する事が肝要です、雨漏りは屋根だけに関わる問題ではありません、この後のお話する「防水工事」や「外壁工事」「サッシ工事」も関わってきます。ポイントを押えてしっかり確認するようにしましょう。幸い雨漏りは「瑕疵担保責任個保険」の担保範囲です、雨漏りをしても保証される部分ですが、雨漏りが無い事が一番です。現場を確認する最大のポイントです。

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