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「住まいづくり」の現場            電気設備工事

給排水衛生設備工事と同じタイミングで現場に入る工事が電気設備工事です。

目次

電気設備工事

電気設備工事業者さんは、基礎工事よりも早く現場に入ります。現場でも電気は出需なので仮設の電気を引込ます。仮設電柱(ちょっと小さい電柱)を建てて工事用の電気を使えるようにします。

配線・配管工事

大工工事の進捗状況を確認しながら電気の配線・配管工事を行います。完成すると見えなくなる電気の配線・配管は壁の中を通っています、大工工事の下地工事&ボード貼工事と追いかけっこをしながら施工となります。配線・配管は複雑です、どの配線・配管が何に使われる配線・配管なのかわからなくならないように電気工事業者さん毎に独自のマークを付けたりして工事を進めます。壁に取付けるスイッチやコンセントもこの段階で位置や高さが決まってしまいます。現場で確認したいポイントです。

日進月歩の弱電関係(TV・電話・ネット) 

電気の他に弱電と呼ばれる(TV・電話・ネット)関係の配線・配管も電気と同時に進められます。この分野は技術や規格が日進月歩です。デジタルテレビが落ち着いたら4K・8K、電話は携帯電話の普及で引かない家庭も増えています、それに代わりネット環境が必要になって光回線の導入が当たり前となり、家電もネット環境下でコントロールされるようになり家庭内のWi-Fiも浸透してきました。これからは5Gの導入や、電気自動車の環境整備も必要になってくると想定されます。情報に踊らされず、必要な物を必要な時に導入できるように、今、何が必要かを考えることが肝要かと思います。

照明器具取付工事

最近では照明器具はほとんどがLED化してきました、そして「住まいづくり」の本体工事に含まれる事が多くなっているようです。いわゆる建設業者の標準仕様に含まれる照明器具の範囲や機種をあらかじめしっかり確認しましょう。明るさの確保や居室のイメージに照明器具は大切なポイントです。標準仕様の器具で満足できるかしっかり確認しましょう。追加費用が多少必要になっても、自分で満足できる器具を選ぶことが大切です。

太陽光発電と蓄電池

これからの「住まい」のエネルギーの中心は電気と思われます。FIT(固定価格買取制度)の終了で、ひと頃の勢いは無くなったものの太陽光発電は「住まい」の重要なエネルギー源となります、採用の検討をお薦めします。これからは太陽光発電の採用と同時に大切になるのが家庭用蓄電池です、電気自動車もこの蓄電池のが重要ポイントで、大容量と低価格化の競争が激しくなっています。現況ではやはり価格が高いと云うネックがありますが、将来の暮らしのランニングコスト、電気料金の上昇を考えると「住まいづくり」のタイミングで検討をお薦めします。

受電工事……この工事は東京電力の工事

「住まい」側の電気工事が終わり、最後は東電側の電気との接続工事があります。「住まい」の電気と道路に並んでいる電柱の電線との接続工事です。この工事は東京電力の工事業者が工事を行います。「住まい」の外壁に電気メーターが取付られて「住まい」で電気が使えるようになります。最終的には東電の検査があって合格しての利用開始となります。引越しのシーズンなど東京電力の工事が忙しい時には待たされる事があります、太陽光発電の売電がからむと特に時間がかかる場合があります、電気工業者、建設業者の対応力が大事です。

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