おはようございます。
「一般社団法人住まいの相談室」の坂本です。
早いもので2月(如月)に入りました。
今日は【⑫お引渡しサポート】のお話をさせていただきます。
目次
お引き渡し
工事が進捗していよいよ「お引渡し」となります。
やらなければならば事がたくさんあります。
表題登記
まず、「表題登記」が必要です。
土地家屋調査士さんに依頼して行う登記簿謄本の表題部(物件の明示)の登記です。
これが終わっていないと住宅ローンの本契約(金銭消費貸借契約)が行えません。
建物が完成してもお引渡しが出来ないといった最悪の状態となります。
現場で外部足場が外れて、内装のクロスが終われば、「表題登記」は可能です。
建設業者さんに任せきりにせず、注意して手続きするようにしましょう。
土地家屋調査士さんの手配も含めてサポートさせていただきます。
検査立会
次に「竣工検査」があります。
【⑪検査立会】で説明させて頂いた検査とは違い、この検査は建設会社さんがお客様に仕様書通りに住まいが出来ているかどうかを確認して頂くための検査です。
完成立会検査とか竣工立会検査とか呼ばれています。
この検査にはお客様も必ず参加・立会をお願いします。
私どもでも立会をします。
見積書、仕様書、設計図面を見ながらそれぞれの部屋を確認して廻ります。
途中、問題(間違った工事ヶ所……仕様が違ったり、色が違ったり)があったり、疑問があった部分は書面で記録に残します。
併せてその後の対応方法(いつまでに直すか)を打合せ&確認をして同じ記録に記載します。
建設業者さんが責任をもって書類を作成した頂ければそれを確認チェックします。
それがなされない場合は私どもで作成します。
付帯工事
契約に含まれていいない(付帯工事)があればその工事も必要です。
カーテン取付工事、エアコン取付工事、外構工事等があります。
事前のサポートでその有無や内容は確認されていますので、業者さんの手配、工事の立会等をサポートします。
住宅ローン契約
住宅ローンの(契約(正式は金銭消費貸借契約と言います))もこのタイミングになるケースがほとんどです。
【①資金計画】の中でしっかり準備をしてありますので、書類の作成だけです。しかしその書類が数が膨大です、内容を理解して慎重に記入&作成をしましょう。
火災保険
(火災保険)の加入も必須です。
これも【①資金計画】の時に詳細を決めてありますので契約のタイミングだけ注意しましょう。
お引渡しの日からは管理責任はお客様になりますのでその日には間違いなく加入しましょう。
しっかりサポートします。
お引き渡し・お引越し
ここまで準備出来ると、(お引渡し)&(お引越し)となります。
専門業者さんへ依頼するのか?友人やご親戚にお手伝い頂いて自分達でやるのか……これも事前のサポートで予算や準備は出来ていますので安心です。
お引渡しの日程が遅れたりすると対応が必要となります、早目に確認&行動しましょう。
建設業者さんによっては(お引渡し)セレモニーをご用意頂ける場合もあります。
素敵な思い出となりますね。
お客様は家具や家電の準備、引越しの荷造りと忙しくなりますので、私どもがしっかりサポートをしてご安心出来るようにします。
何か不安や疑問があれば、すぐにご連絡を下さい。
早目の対応が重要です。
いよいよ新居での生活が始まりますが、竣工検査では気づかなっか点や建設業者さんの対応に不安や疑問が出てくる事あります。
そんな時もすぐにご連絡下さい、完成したら終わりではありません。
ここまで、本日のお話までが「住まいつくり(創り」のサポート業務、サポートメニューとなります。次回はこのサービスのまとめとサービス費用についてお話させて頂きます。
「新築」「リフォーム」「解体」「空き家対策」など、住まいに関するお悩みがございましたら、まずはご相談ください。
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