おはようございます。
「一般社団法人住まいの相談室」の坂本です。
今日は【⑪現場検査立会】のお話です
目次
いろいろある検査。受ける責任は誰にある?
「住まい」の建設現場ではその工事の進行・進捗に合わせていろいろな現場検査が行われています。
検査には…
建築基準法による【中間検査】【完成検査】、瑕疵(かし)担保保険や長期優良住宅による【配筋検査】【防水検査】【内装下地検査】【完了検査】、住宅ロ―ン(フラット35用等)の【中間現場検査】【完了現場検査】、工法や施工法によっては【上棟検査】【構造体検査】等があります。
この検査、実は多くの場合は「お客様」自身に検査を受ける責任があります。
【建築確認申請】も【瑕疵担保責任保険】も【長期優良住宅】も【フラット35】も申請者はお客様ご自身ですから……。
しかし、現実的はお客様が全ての検査に立ち会うのは無理があります。
一般的にはこれを建設業者さんが代行して行っている形になっています。
でも、本来は建設会社さんに任せっきりせずに、ちゃんと確認したいもです。
そこで当社団の【⑪現場検査立会】です。
何も指摘を受けずに合格することは少ない
当社団での基本的に全ての現場検査に立ち会います。
日程の調整が無理な場合も、検査の前か後に必ず現場を訪問して現場監督さんに状況を確認します。
通常は全ての検査が合格するので工事は次の段階へ進むわけです。
しかし、何も指摘を受けずに検査が合格している事は少ないのです。
検査官から是正事項の指摘があって、それを直して合格…というのが実際の話です。
しかし、多くの場合、建設会社さんからお客様にその経緯の説明は無く、「検査は合格しました」の報告で終わっています。
それでは片手落ちです、ちゃんとその経緯を記録と残してお客様にも報告させていただくようにします。
これは当社団の立場が第三者だから出来る事かもしれません。
すべての検査が無事に終わるといよいよ引渡しとなります。
工事期間は通常だと着工から完成引渡し迄が3ヶ月から4ヶ月程度です。
明日は【⑫お引渡し準備・お引渡しサポート】のお話をさせて頂きます。
「新築」「リフォーム」「解体」「空き家対策」など、住まいに関するお悩みがございましたら、まずはご相談ください。
「何を、どうすればよいのか」をご提案いたします。