おはようございます。
一般社団法人「住まいの相談室」の坂本です。
今日は住まいづくりの資金計画についてお話します。
未来予想図の作成準備です。
目次
2つの質問
キーワードは「ふたつ」です。
質問を「ふたつ」します。
- 企業の会計に使う貸借対照表と損益計算書をご存知ですか?
- 家計簿をつけていますか?
この質問の2つとも「はい」と回答いいただいた方は、未来予想図の作成準備が90%ほど出来ていると考えてOKです。
どちらかが「はい」の方は50%。
どちらも「いいえ」の方は…
いいえ、大丈夫です。
お任せください。
「貸借対照表」と「損益計算書」
家計の貸借対照表と損益計算書を作成します。
これが私たちの未来予想図の作成準備です。
貸借対象表
はじめに家計の貸借対象表です。
現段階での家計の資産と負債を表にします。
資産とは……現金、預金などの財産です。
負債とは……各種ローン、カード払いの未支分、いわゆる借金です。
預金通帳や、自動車ローンの書類などを参照して作成します。
損益計算書
次に、家計の損益計算書です。
家計の1ヶ月の入金と出金を表にします。
家計簿をつけていれば、それに少し手を加えれば、そのまま損益計算書となります。
入金は給料がそのほとんどです。
出金は食費や生活費、買い物や支払った料金などの合計です。
家計簿そのもですね。
家計簿をつけていない家庭でも、1ヶ月の支払いですから見当はつきますね。
これからの1ヶ月を記録しても大丈夫です。
このふたつが出来れば、私たちの未来予想図の作成準備は完了です。
明日は私たちの未来予想図Ⅰ(ライフ・イベント表)の作成の話をします。
「新築」「リフォーム」「解体」「空き家対策」など、住まいに関するお悩みがございましたら、まずはご相談ください。
「何を、どうすればよいのか」をご提案いたします。