住まいづくり

浄化槽の高さ❓ その2

8日に投稿させていただいた、浄化槽の高さのお話…その2です
少々、専門的なお話となります…

浄化槽の高さ❓ その2

浄化槽の高さはどのように決められるでしょうか❓ 
浄化槽の高さを決める要因は次の四つです
➀道路の高さ
➁「住まい」の基礎の高さ
③浄化槽から放流先の高さ
④浄化槽の仕様

➀道路の高さ

「住まい」などを建築する場合には、必ず道路の面しないと建築できません。「接道義務」と云います。これは法律で決められているから従うかどうかと云うより、日々の生活必ず必要になってくることです。道路へ出られなかったら生活できませんよね(^-^; そして、自動車の利用が当たり前の車社会です。自動車が出入り出来なければ不便ですよね。
そこで、この法律があるのすが、「住まい」の敷地と、その接道道路の高さが重要となります。その接道道路によって、「住まい」の敷地の高さが決まてくることになります

分譲地の接道道路

「住まい」の敷地に面した道路の高さが「住まい」関連の高さを決める全てのポイントとなります

➁住まいの基礎の高さ

➀の接道道路(前面道路)の高さに対して、「住まい」をどの高さで建てるか、その基礎の高さをどう決めるかが検討されます。「住まい」が接道道路(前面道路)から離れているのか?「住まい」が接道道路(前面道路)に接近しているのか?その敷地の条件によって検討されます。いわゆる…アプローチ…敷地へのどのように入って、そこから玄関へどう入るのか。バリアフリーの視点からすると、なるべく高くはしたく無いのだけれど、防水・防犯の視点からすると出来るだけ高くしたいとなります。そしてもうひとつ…大事な視点が浄化槽からの生活排水の放流経路とその高さ(勾配)です。(本下水が整備されている地域はその下水管の放流経路と勾配の検討が必要です)。自然に水が流れる勾配の確保が必要です、一般的には1/100以上とされます。1mで1cm以上の勾配を確保します

「住まい」の基礎

「住まい」の基礎の高さを決めるのに、浄化槽放流の経路や高さ(勾配)が重要なポイントとなります

③浄化槽からの放流先の高さ(深さ)

浄化槽からの放流をどこへ放流するのか?どこへ接続するのかを考慮しないといけません。通常は…一般的には①の接道道路(前面道路)の側溝へ放流することになりますが、敷地に条件によって違う場合もあります。又、接道道路(前面道路)の側溝がいろいろな組合で厳しく管理・規制されている地域もあって、それに従う必要があります。そして、接道道路の側溝の高さ(深さ)が問題となります、側溝が深い場合には問題ありませんが300㎜(30cm)~500㎜(50㎝)程度ですと「住まい」の基礎を高くしないと自然の勾配(流れで)放流することが出来なくなる場合が多くまります

道路側溝

放流先の道路側溝の高さ(深さ)が、浄化槽の設置高さを決めるポイントとなります

④浄化槽の仕様

浄化槽を製造するメーカーはたくさんあります、各社毎にその仕様はそれぞれ違います。浄化槽への流入口(汚水が浄化槽に流れ入る口)と流出口(浄化槽で浄化された水が流れ出る口)の高さが、微妙に違います。この流入口と流出口の高さの違いが小さい程…使い勝手の良い浄化槽(設定の高さの選択の幅が広がります)となります。一般的に「住まい」に利用される浄化槽は5人槽~7人槽の合併浄化槽です、

浄化槽の仕様(流入口と流出口の高さの違い)も、浄化槽の高さ設定に影響します

以上が浄化槽の高さを決める要因(ポイント)となります
これらが複雑にからみあって、検討されて、最終的にベストな浄化槽の高さが導き出されるわけですが……そこにはいくつかの落とし穴(問題点)があって…

「え、どうしてこの高さに浄化槽が設置されたの❓」

って云うケースが少なくないのです (^-^;

次回はこの落とし穴(問題点)のお話をします

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