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浄化槽の高さ❓ その3

浄化槽の高さの話…その最終回です
「落とし穴」…問題点の話をさせていただきます

目次

浄化槽の高さ❓ その3

自分の経験から大きな問題点はふたつあります

その1 高さの調整費用は標準仕様には含まれない

ハウスメーカーや建設会社の「住まい」の標準仕様に、高さの調整費用は含まれていません。契約時迄に高さの検討をして、その調整費用をしかり予算に見込めば問題ないのですが…「浄化槽の高さ?その1」でも記したり通り、競合先との価格競争もあって、営業担当者は少しでも費用を安く提案したいので、高さの調整/変更費用は見込まずに契約をさせてしまう場合が多いのです。そして、現場任せにてしまいます。現場担当者は標準仕様の費用の範囲の中で収めようとするので、高さ過ぎたり。低すぎたりしてしまうのです

住まいの高さ? どう決めるか

その2 完了検査までに上部のコンクリ―ト打設が必要

もし…浄化槽の高さが違っていたとしても、浄化槽の上部のコンクリートの打設前であれば、いかようにも手の打ちようがあります。しかし、この浄化槽の上部のコンクリートは、建築確認申請の完了検査の検査時には打設をしておかないと不合格となります。そこで、現場ではお施主様への確認や使い勝手の検討よりも、早く完成させることを優先して、浄化槽上部のコンクリートを打設して、完了検査を受てしまうのです

浄化槽上部のコンクリートの打設

このふたつが大きな問題点です

解決策はひとつ ……【契約前、遅くとも着工前に「住まい」の高さ関係を決めておく】ことです

契約前に「住まい」の高さ関係を決めておく

これは必須です 、かならず決めるようにしましょう。「それは後で大丈夫です」とか、「それは後で決めます」と云うメーカーや建設会社とは契約をしないことです。高額な追加の工事費用が発生したり、使い勝手が悪かったり、トラブルの原因となります、肝に銘じておいて下さい

建設会社で「住まい」の営業や設計を担当してる時からそこには注意していました。お客様からから「そんな事より、仕様や間取が大事」と云われて、商談を断った事もあります…若かったです(>_<)

「住まい」の高さについて、しっかりとした説明ができるかどうか❓ 浄化槽の高さについて説明できるかどうか❓ これが「住まい」の業者選択のバロメーターと云っても過言ではありません

早い段階で営業担当に聞いていてみてください…「どの高さで建てるのですか❓」「浄化槽の高さはどうなりますか❓」…と 営業担当者も、このお施主様は知っているなと…対応や接し方が変わってきます。大事な視点です (^-^;

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