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リフォームは臨機応変に

LDKの収納&間仕切り(収納)撤去のリフォーム工事を施工させていただきました

目次

リフォームは臨機応変に

「住まいのリフォーム工事」は当初の想定外のことが当たり前のように起こります、その時の対応力…臨機応変な対応が大事です

見積の打合せ

今回の「住まいのリフォーム」では、幸いにも建築当初の図面と建築確認申請書が残されていました。それに従って構造強度にとって重要な柱や筋交いの位置は確認出来ました。見積時の打合せではお施主様の希望通りだと構造的に問題があり、壁(柱と筋交い)を一部残す内容でご理解いただき見積~ご契約~工事となりました

既存の間仕切りを解体すると…

図面の位置に筋交いがありません (^-^; しかし、構造体は少し離れた位置に集成材の大きな梁があって2間(メーターモジュールなので4m)飛ばす構造となっていました。お施主様の建築時のお話をお聴きすると当初はこの今回リフォームする間仕切り(収納)は無くて2間を飛ばす設計になっていて、打合せの途中で要望して設置をしたとの事……構造体は当初の設計通り進めてそれに間仕切り(収納)を設置したと想定されました、建築確認申請の図面は間仕切り(収納)を設置する為に画き直しその時に柱と筋交いを記載したものの現場では当初の構造体に間仕切り(収納)だけを追加したようです。間仕切り(収納)に入っている柱は梁と繋がれておらず、間仕切り(収納)の木下地として取付られたと考えれました

お施主様との現地での打合せ

解体工事に立ち会っていただいたお施主様と状況を確認して、善後策を協議しました。今回はマイナス方向の協議ではなくプラス方向の協議です、当初のお施主様の希望通りに間仕切り(収納)を全て撤去して、広い空間を確保することにしました。構造的には100%の裏付けがある訳ではありませんが、図面、現況、建築当初の状況を判断してお施主様の今のご希望を優先することのリスクは小さい判断、お施主様にもご納得いただいて変更をして無事に完成しました

リフォーム工事では図面はあてになりません

今、新築されている「住まい」は図面通りの施行されているかを現場の検査で厳しくチェックするようになっていて構造体が図面と現地とが違う事は少なくなってきています。しかし、今…リフォームをされようとする築10年以上の「住まい」の図面はあてにならないケースがあります。構造強度も構造計算をしている訳ではないので、かなりいい加減です。しかし図面通りに施工されているのであればそれを尊重してリフォームするのは我々の務めです。
しかし、図面と現況(当初の施工)が違っている場合はその限りではありません。臨機応変な対応が必要となります

図面と現場

そこで大事なのは

「住まいのリフォーム工事」で図面と現場が違う、当初…想定していた内容と現場が違う

こう云った場合に大事なのは

➀状況を的確に説明してお施主様の判断を仰ぐこと
②お施主様が判断できる提案を臨機応変に行う


このふたつと考えています
これは施工する立場であっても、サポート(コンサル)をする立場であっても一緒です

このことを心がけて「住まいのリフォーム工事」に携わっています

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