雨漏りの対策の最終手段はコーキング工事ですが……
目次
雨漏り対策のコーキング工事
理想を云うと、コーキング工事に頼るのは避けたいのがほんとうです(^-^;
新築の現場では、他の方法で防水対策を施してから、補助的に予備的にコーキング工事を施工するように考えたいものです
しかし、リフォームの現場ではコーキング工事に頼らざるを得ない場合もあります
出窓からの雨漏り対策
雨漏り対策のご相談をいただいた、K様のお宅です 【現況】です

➀水切り板金上部のコーキングが劣化しています
➁水切り板金の高さ不足です
このふたつが雨漏りの原因と考えられます
対策のご提案
本来は水切り板金の下端にコーキングが施工したくはないのですが、今回は応急処置でここにもコーキングを施工することをご提案しました
将来的に…2~3年を目途に外壁全体のリフォームを提案させていただきました。その時にサッシ廻りの水切板金をしっかり入れて施工するように考えています
今すぐできる事とと、先々への提案が必要と考えています
コーキング工事の施工




実際には…
これで完全に雨漏りがとまるかの自信はありません。20%程の不安は残っています、お恥ずかしいのですが、正直な話です……雨漏りの原因&原因のヶ所を特定するのは至難の業なのです
実際には次の降雨時にしっかり確認をさせていただかないといけません
さらに…風の強い時の降雨や、風向きによって雨漏りすることも考えられます。雨漏りの対策をさせていただいたお施主様(パートナーさん)とは長いお付合いになります
暮らし方とリフォーム
安心な外壁全体のリフォームは数百万の投資が必要です。単なる工事業者であれば危険性を煽って早く全面工事をしようと営業をかけますが、当社団は違います。このお施主様(パートナーさん)も、あと何年この「住まい」に住まれるのか? それによってリフォームにいくらお金をかけるのか? そのあたりも慎重な検討が必要です。今回の雨漏り対策のコーキング工事は、その検討期間用の猶予工事と考えています
雨漏り&リフォームのご相談は
「住まいの相談室」へお気軽にご相談下さい (^_-)-☆
「新築」「リフォーム」「解体」「空き家対策」など、住まいに関するお悩みがございましたら、まずはご相談ください。
「何を、どうすればよいのか」をご提案いたします。