水道管の引込工事で一番大変なのが道路部分の工事です
道路舗装を剥がして工事を行い、それを復旧しなければならないからです
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水道管 引込工事 道路工事
道路管理者(道路を管理している役所)の違いで国道(国の管理)・県道(県の管理)・市町村道(市町村の管理)があります
国道・県道
水道本管は国道や県道の下にも埋設されている場合もあります、ここから水道管を引込むケースもありますが現実的ではありません。と云うのは引込工事費用が高額になるからです。県道などの幹線道路は交通量も多くアスファルト舗装なども厚くなっています。それを剥がして復旧する必要がありまるので、工事費が高額になるのは仕方ありません。さらに工事中には交通量が多い道路を規制するので安全保安員や施設に費用がかかことは想像できると思います。
国道・県道では舗装工事の撤去を伴う工事を規制している場合もあります、新規に舗装された道路等は定められた期間内は工事が出来ないケースもあります。
市町村道
水道管の引込が行われる工事の大半が市町村道からです、水道も道路も管理者が市町村なのと、道路の数は圧倒的に市町村道が多いのです。
基本的に市町村道の下に埋設されている水道本管は管理者(市町村)の所有なので、誰がそこから引込をしようと問題は無いのですが、道路の下にあっても管理者(市町村)の所有ではない水道管…私設管(個人が施設した管)があります。ここからの引込にはその私設者様の承諾が必要です。工事費以外に別途の費用がかかる場合もあります。最近は個人が施設した私設管も施設後に市町村に寄付するかたちをとっている場合もあります、管の所有者を必ず確認しましょう。
道路に制水弁等があるから「ここに水道本管はある」と安易に考えないで、水道局や役所の窓口で確実に確認しましょう
しっかりとした事前調査が重要です
「住まいづくり」や「住まいのリフォーム」の時には水道管についてしっかりとした事前調査が重要です。土地を購入される場合はもちろん、建替えの等の場合や水廻りのリフォーム時にこの事前調査を疎かにしているとあとから「こんなに費用がかかるの?」「こんなはずじゃなかった」と計画自体を断念することになる場合もあります
工事業者に調査を依頼するのも方法ですが、もっと早い段階…工事業者の選定の前に事前調査をして情報を収集することが大事です。その内容で概算の費用を想定しておく事がその後の工事業者との交渉や打合せにも有利に働きます
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