三種の神器…昭和的な表現で恐縮なのですが、昭和の時代から変わらず、住宅ローンの必須な三種類の「もの」があります
本家の三種の神器は「鏡」「剣」「曲玉」で、昭和の三種の神器が「白黒テレビ」「洗濯機」「冷蔵庫」、その後に3C「カラーテレビ」「クーラー」「自動車」へつながったのでしたかね。その後も家電メーカー等が商品の売り込みでデジタル三種の神器とか、平成三種の神器とか言っていましたが、使い古されたキャッチコピーになってしまいましたね((+_+))
今どきの三種の神器…「スマートホン」「YouTube」「新型コロナ」…ジョークはここまで
目次
住宅ローン 三種の神器
住宅ローンの検討では、早い段階で金融機関に対して事前審査を行います。「私にこの条件(金額、返済期間)で住宅ローンを貸してくれますか?」とお聴きする作業です。このときに、三種の神器が必要となります。最近はネットで事前審査も可能ですが、その時も添付書類として必要となります。
運転免許証
役所での手続き等で本人確認が必要な場合は、写真付きの運転免許証の提示を求められます。住宅ローンの事前審査でも一緒です。本人かどうかと、住所と生年月日を確認するようです。住所を移転しているような場合は、運転免許証の裏面に記載されています、そのために裏面の写しも提出を求められます
健康保険被保険者証
住宅ローンの事前審査では、勤務先の確認が最重要ポイントなります。今後の収入が安定して見込めるかの確認です。この健康保険被保険者証で勤務先(事業所名称)と勤続年数(資格取得年月日)が確認されます。注意が必要な点は資格取得年月日です。少なくとも1年以上の勤続年数が必要なのですが、資格取得年月日が必ずしも勤務を始めた年月日と一致しない場合があります。入社後数か月は試用期間で、その間は社会保険(健康保険)加入していない場合や、勤務先の都合で健康保険の保険者の切替や更新をしている場合等があります。こんな場合は金融機関と相談して、別途に勤務先から証明書を発行していただいて対応します
健康保険被保険者の住所は裏面に記載されています、運転免許証と同じ住所になっていることが必要です。運転免許と同じように裏面の写しも提出を求められます
給与所得の源泉徴収票
住宅ローンの事前審査で、住宅ローンの金額を審査するのに必須な書類がこの給与所得の源泉徴収票です。毎年、この時期の年末調整で作成されて、12月が1月給与で調整された税金の戻り分と一緒に勤務先から渡されます。大事に保管しておいてください
複数の勤務先があったり、確定申告をされる方は。この給与所得の源泉徴収票を使って、確定申告を行い、その後の確定申告の書類を給与所得の源泉徴収票に替えて提出します。
大事な数字は支払金額です。給与の総支給額の年間の合計で、いわゆる年収はいくらか?と云う数字です。プロ野球の選手が年俸1千万とか1億とかと云う数字がこれに該当します。これを基準に住宅ローンがいくらまで借りられるかの上限がが審査されます。あくまでも上限です、「ここまで借りなさい」ではなく「ここまでなら借りられます」ですから注意してください
給与所得の源泉徴収票については、他の投稿も参考にしてください
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