住まいのコラム

仮設足場

建築の現場でよく見かける仮設足場ですが、工事が完了する時には外されてしまい…後には残らない悲しい宿命を背負ってます

目次

仮設足場

そんな仮設足場に敬意を表して、足場の話をします

仮設足場の歴史

足場の設置は「足場を組む」といいます、昔は木や竹で文字どおり組まれていました。ピラミッドや日本のお城もそんな足場で建てられました。それが鋼管の単管とクランプという部品による単管足場(画期的でした)の時代を経て、現在は鋼管の枠組み足場(ビケ足場)が主流となっています

クランプと単管足場

足場の組み立て等作業主任者

基本的に、5メートル以上の仮設足場の設置には足場の組み立て等作業主任者と云う国家資格の取得者が行う必要があります。高所の作業にもなりますから安全対策には万全をきす必要があります

仮設足場の設置費用

40坪程度の「住まい」の外廻り全週に仮設足場を設置(撤去費用もふくめて)すると15万円20万円程度…必要となります。外壁塗装工事の工事費用(仮設足場別で)が30万円~50万円と想定するとこの足場の費用割合が大きい事がわかります。外壁塗装を行う時は、外壁塗装だけでなく軒樋の改修や外壁サイディングの目地の補修も同時に行うと仮設足場の費用負担の割合も若干は柔らげられるのではないかと思います

防犯の上の注意が必要

外壁塗装などのリフォーム工事で仮設足場を設置している場合は、防犯の注意を怠らなようにしましょう。仮設足場を使って二階のベランダや窓から室内への侵入が容易になります、普段は安心して鍵を掛けない(クレセントを下ろさない)窓もしっかり鍵を掛ける(クレセントを下す)ようにしましょう

安全と防犯が第一です

仮設足場を設置する現場でも、何事も無く平穏に工事が完了することが第一です。安全や防犯は人の命に係わる重大な事です。万が一事故や犯罪に巻き込まれると大変な事になります。自分が担当させていただく現場で足場か掛けられている期間は気が休まりません (^-^;  

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