「お住まい」のトイレの便器はどのメーカー製ですか?
目次
便器のお話し 便器も選べる「住まいづくり」
大きくメーカーは3社 (TOTO INAX Panasonic)です
どのメーカーさんの便器ですか?
![](https://i0.wp.com/sumai-sodan.jp/wp-content/uploads/2020/12/ダウンロード-2.png?resize=352%2C80&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/sumai-sodan.jp/wp-content/uploads/2020/12/ダウンロード-3.png?resize=312%2C162&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/sumai-sodan.jp/wp-content/uploads/2020/12/ci.png?resize=1024%2C158&ssl=1)
この3社の便器ならまずもって問題はありません、各社の便器の特徴をみてみましょう
トップメーカー TOTO 市場占有率60%
なんといっともトップメーカーのTOTO、価格が高めですが選ばれる理由があります
それは徹底的な汚れ防止機能です、TOTOのネオレストでは、使用前は便器内に水を吹きかけて汚物を流れやすくし、使用後は「きれい除菌水」を吹きかけて除菌、さらにトイレを連続して8時間以上使用しない時には自動でこの除菌水で見えない汚れや菌を分解・除菌してくれます。数日~数週間家を空けて戻った時などにトイレの黄ばみなどが気になった経験がありますでしょうか。毎日使用して、掃除もこまめにされるという方なら大きな違いを感じることはないでしょうが、掃除が苦手という方や長期の出張が多い方などには、自動洗浄はありがたい機能かもしれません。ちなみにこの「きれい除菌水」ですが、水道水を電気分解してできる洗浄液のため、薬品・洗剤の補充も不要です
コンパクト便器 INAX(LIXIL) 市場占有率30%
実はINAXという会社は今はありません(^-^; LIXILグループのブランドです
INAXと云うとタイルにおいては世界一のメーカーでした、自分はそのイメージが大きいです…
INAXの便器はコンパクトです、狭い日本の住宅事情には合っていました、狭いトイレの中での清掃やお手入れもしやすいと云うメリットがあります。毎日使うものですから、購入前にショールームで実際の大きさを確認することをお薦めします
最近ではTOTOに対抗して、除菌やきれい&お手入れのしやすさを打ち出しています。さらに、なんといっても国内最大の建材メーカー・住生活グループ(LIXIL)の基幹会社です。今後もTOTOの対抗ブランドして市場占有率をあげていくかもしれません
陶器ではない便器 Panasonic 市場占有率10%
Panasonicのトイレは=「アラウーノ」です。一般の家庭用の食器洗剤で汚れを「あらって」くれます、だから「アラウーノ」…関西のメーカーさんらしいネーミングですね
この便器の特徴は陶器製でないこと、有機ガラス系素材を使っています
もうひとつの特徴が価格が安いことにあります、このためタンクレストイレ(洗浄用の水を貯めるタンクが無いトイレ)のシェアはトップです。タンクレストイレが当たり前の時代になってくると想定される市場では益々存在感を発揮してきそうです
その他のメーカー
デザインが良いと云われているのがアメリカのメーカー…KOHLERです、日本のメーカーにはない色やデザインが特徴です。他と違うトイレがご希望ならKOHLERも選択肢に入ると思います
とにかく価格に拘るならジャニスとアサヒ衛陶です。建売住宅や賃貸住宅に多く使われています。ジャニスは便器が小さくお手入れしやすく、アサヒ衛陶は節水型の便器に特徴があります。コスト重視の方は検討をお薦めします
便器を選ぶ? 便器も選べる「住まいづくり」
一般的なハウスメーカーや工務店で「住まいづくり」をすると、便器(メーカー&機種)を選択することはほとんどありません。標準仕様と云う名の元にその建設会社が得意とする(儲かる)メーカーや機種が決まっているからです(^-^; 毎日使うものだから、検討して、納得して選びたいものです
便器も選べる「住まいづくり」…当社団の「住まいづくり」はそんな「住まいづくり」です
「新築」「リフォーム」「解体」「空き家対策」など、住まいに関するお悩みがございましたら、まずはご相談ください。
「何を、どうすればよいのか」をご提案いたします。