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ガルバリウム鋼板③ 屋根

ガルバリウム鋼板の3回目…今日は屋根についてお話しさせていただきます

目次

ガルバリウム鋼板③ 屋根

屋根も外壁と同じようにコイルに巻かれた鋼板をを成型加工して、屋根材として利用します。屋根の施工は「〇〇葺き」と表現します、代表的なのは瓦葺きです。ガルバリウム鋼板の屋根は「横葺き」「縦葺き」「瓦調葺き」が代表的な葺き方です

横葺き

横葺き

成型した屋根材を横向きに葺きます、見た目はシャープでモダンな感じに仕上がりますが、屋根の勾配が大きくないと施工できません。雨漏りのとなります。二寸五分程度の勾配が必要です……一般的な「瓦葺き」の屋根は三寸から四寸勾配ですので、多少は緩い勾配でも対応できます

縦葺き

勾配が緩くても施工できるのが「縦葺き」です

縦葺き(瓦棒葺き)

勾配が緩いので、二階建て以上ですと屋根が下から見えません(^-^; 又、縦に継ぐのはNGなので、大きな屋根は現場で成型する必要があります。一般的な住宅であれば、ほとんど問題はありませんが……

「瓦葺き」「瓦調葺き」と混同してしまいますが、「縦葺き」の代表的な葺き方が「瓦棒葺き」です…横継ぎの桟の部分が大きく、古い住宅のトタン屋根のイメージがあります、最近はより細い継手(桟)で出来るタイプがあり、「瓦棒葺き」よりシャープに格好よく仕上がります

瓦調葺き

瓦調葺き

通常の「瓦葺き」は陶器瓦で葺きます。日本の「住まい」の屋根では最も一般的な屋根です、その陶器瓦の形状にガルバリウム鋼板を成型して葺くのがガルバリウム鋼板の「瓦調葺き」です。「瓦葺き」に似せた葺き方をすると理解しましょう。建築の世界では割と行われる「〇〇調」です

割と高価な木材に似せた擬木(木調)、石に似せた石目調石調があります。デザインや意匠性を似せると同時に耐久性、メンテナンス性、軽量性&低コスト性を目的として、採用されます。ガルバリウム鋼板の「瓦調葺き」は、軽量性&低コスト性を求めた建材です。「住まい」の上部(屋根)が軽くなる事は耐震性や強度の影響してきます

しか、自分はこの「〇〇調」が好きではありません (^-^;
やはり……本物が良いです

以上でガルバリウム鋼板の建材(外壁・屋根)のお話を終わります
意匠性、耐久性、軽量性で優れた建材と云えます。そのメリットを生かして、デメリット(断熱性、防音性)を抑える使い方をご提案させていただきます

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