私どもであライフプランシートを「私たちの未来予想図Ⅱ」と呼びます
目次
私たちの未来予想図Ⅱ
前回作成した「私たちの未来予想図Ⅰ（ライフイベントシート）」にお金の情報を加えて「私たちの未来予想図Ⅱ（ライフプランシート）」を作成します。それぞれにライフイベントにどのくらいのお金が必要か想定してみましょう。
お子様のご出産費用
お子様のご出産費用は50万円程度といわれています。健康保険や国民健康保険から出産一時金…42万円の支給がありますから、実質のご負担は10万円程度でしょうか。ご利用される産院や分娩方法の違いで費用も変わってきます。身近なお友達や最近ご出産をされた方にお聴きすことをお薦めします。近年は社会保障制度も充実してきていますのでこのあたりもしっかり抑えましょう。長年の経験で「住まいづくり」と「ご出産」が重なる事が多いと承知しています、不安が一番の大敵です。どちらも安心して余裕のある気持ちで迎えたいものです。
お子様の教育資金
お子様の教育資金は通学される学校が「公立」か「私立」かで大きく違ってきます、一説にはお子様ひとりあたり１千万円程かかるとも言われます。しっかり想定して、準備しておく必要があります。お子様の成長に合わせて１年毎に必要な費用を想定してます、もっとも負担が大きくなるのはお子様の大学進学の時です。300万円程度の準備が必要です。併せて学習塾の費用なども見込んでおくと安心です。学資保険や奨学金等の利用も考えてみましょう。
家族旅行費用等
ご家族4人で旅行をされると、国内旅行でも10万円程度（期間や時期によって違います）は必要となります、海外旅行ともなると……参考までに、家族4人でハワイ5日間で約80万円です。無理をしない範囲で検討してみましょう。
自動車関連費用
ご家族で普通車と軽自動車の２台所有を想定してみます。車検を考えて7年に一度買換えるとして普通車300万円、軽自動車200万と想定すると車両本体の購入費用は60,000円/月となります、9年での買換えですと47,000円/月です。この金額に+保険料+車検費用ろして20,000円/月を加えて自動車関連費用とします。ガソリン代は毎月の生活費の中で見込むこととします。
最近は自動車の購入方法もいろいろなスタイルが選べるようになっています、費用を抑える方法を検討してみましょう。出費を抑える方法は大事乗って、長く使用することです。そして安全運転で事故を起こさいことです。建設業界では安全は「全て安い」と云われます。
親の介護と私たちの老後資金
昨年でしたか、老後の生活資金に2千万円必要とショッキングなニュースが話題となりました。何をもって2千万円なのか根拠がうやむやなうちに２千万円だけが独り歩きをした感が否めません。10組の親子・ご家族・ご夫婦があれば、10通りの老後生活があります。ひとくくりにしての乱暴な議論は意味がありません、私たちの生活は私たちで守りましょう。そのためのご家族であり、ご家族のための「住まいづくり」です。「住まい」がご家族の暮らしの拠点であり、老後の出費で大きなウエイトをすめるのが「住居費」です。
ここでは具体的な金額の提示は控えます、ご一緒に「私たちの未来予想図Ⅱ」を作成して考えていきましょう。
「住まいづくり」は「家族づくり」…「家族の未来づくり」
「住まいづくり」で大切なのは家族で会話をすることです、コミュニケーションをとることです、それは絆の確認です。今回の「住まいづくり」をきっかけにそれぞれのご両親様と【ご両親様の老後】のお話をしてみて下さい、さらにご夫婦で【私たちの老後】のお話をしてください。そして、ご相談下さい。必要な費用の想定、それに対しての準備の方法を提案させていただきます。公的な資金もあります、自分たちでの準備やリスクに備える管理も必要です、具体的に提案をさせていただきます。ただ建物を建てるだけが「住まいづくり」ではありません、「住まいづくり」は「家族づくり」・「家族の未来づくり」です。
「新築」「リフォーム」「解体」「空き家対策」など、住まいに関するお悩みがございましたら、まずはご相談ください。
「何を、どうすればよいのか」をご提案いたします。
