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民法の改正(1)概要

資格試験の関係で民法の勉強をしていますが、以前の知識と違っているヶ所かいくつかあります。そういえば…2020年4月に改正民法が施行されていたのですね。世間は新型コロナ感染渦でそれどころではなかったですから、自分も失念していました

目次

民法の改正(1)概要

いくつかの資料を参考に、どのように改正されているか確認してみましょう
法律ですからなかなか難しいですが、試験勉強の一環ともなりますのでお付合い下さい

どうして民法は改正されたか?

現行の民法は…明治29年(1896年)に制定後、その債権関係の規定については120年間ほとんど改正が行われていませんでした。第二次世界大戦の敗戦で憲法以下多くの法律が改正されていると思っていましたので意外です

普段から法律には無頓着で何かあった時に縋るだけなので……主権のある国民としては恥じ入るばかりです

社会・経済情勢が大きく変わっているなか(120年です)、現行の民法を判例や法解釈で補いつつ運用されてきたものの、社会・経済情勢の現況が現行法と大きく乖離してきて、民法の条文から「基本的なルール見えない状態」となってきました

そこで民法が改正されることになりました

民法改正のふたつの狙い

今回の民法の改正の狙いは、上記のその理由から大きくふたつの狙いをもって改正されました

「社会・経済の変化への対応」の観点からの改正

・120年間の判例や解釈を条文に反映させること
・実社会で形成されている商習慣や慣例を条文に反映させること

「国民一般にわかりやすい民法」とする観点からの改正

・わかりずらい条文はあらためて、一般社会で使いやすい条文にすること

如何ですか? どうして&どのように民法が改正されたか理解出来ましたか?

次回以降…改正民法の内容について 法務省が発行している「民法(債権法)改正」を参考にして 特に「住まいづくり」に関係する項目を中心に確認していきます

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