日々是好日(室長blog)

時代小説と歴史小説の境い目

Facebookで「7日間ブックカバーチャレンジ」に参加させていただいています。書棚はいろいろな本がありますが、今回は文庫分・小説にこだわって参加しています

目次

時代小説と歴史小説の境い目

七日間で7冊の本を紹介するわけですが……
自分は以下の七冊を紹介させていただいています

紹介させていただいた本は

➀三国志 吉川英治:著

②ローマ人の物語 塩野七生:著

③楽毅 宮城谷昌光:著

④壬生義士伝 浅田次郎:著

⑤居眠り磐音・江戸双紙 佐伯泰英:著

⑥柚子の花咲く 葉室麟:著

⑦田園発港行き自転車 宮本輝:著

この順番…意味があります (^_-)-☆

皆さんはどんなジャンルの小説が好きですか?
自分の書棚には圧倒的に歴史小説と時代小説です
では、このふたつのジャンルの境い目はどこで、なんでしょうか?

自分流の解釈ですが…

➀から③が歴史小説
④から⑥が時代小説

⑦は現代小説 でしょうか (^_-)-☆

ふたつのポイント

判断のポイントはふたつです

➀登場人物(主人公)は実在の人かどうか?
②物語は実在の物語かどうか? 事実はどうかは問わない

「壬生義士伝」は時代小説か歴史小説か

ボーダーラインにいて、判断が難しいのが④「壬生義士伝」です

歴史上に実在した幕末の新選組の話ですし、土方歳三、近藤勇、沖田総士、斎藤一と登場する人物も実在の方々です

ですが、主人公の吉村貫一郎は……実在の人物ではありますが、ほとんど記録は残されていません(^-^;

池田屋事件、戊辰戦争とストーリーも実在の物語を軸にすすみます

ですが、そこに吉村貫一郎がどのように関わったかの記録はありません

そこで…自分の勝手な判断では時代小説です
作者、浅田次郎氏が創りあげた素敵な時代小説です

いずれにしても面白い小説です

ま、本来はそんな区別は必要ないのかもしれません

いずれにしても感動する内容の小説です、吉村貫一郎が好きになります。新選組を見直すきっかけになります。是非、ご一読を!!

ちなみに……現代小説との境目は自分の生まれた年を基準に判断します。
ですから高速バスが走る「田園発港行き自転車」は現代小説です (^-^;

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