日々是好日(室長blog)

太田市・八瀬川を遡上…

時間を持て余し気味のGW……3密を避けた外出 ソロ自転車で……
条件はひとつ コンビニやお店に寄らない (^-^;

目次

桜の「八瀬川」ですが…

川ですから源流(流れのはじめ)と河口(流れのおわり)があります。八瀬川の源流と河口をご存知ですか?

河口から源流まで自転車で遡ってみます

河口 (利根川との合流点)

八瀬川:河口

遠くに刀水橋が見えます、厳密に云うとここは石田川なのかな?地図には石田川と記載がありますが右側からの流れが石田川の本流、左側が八瀬川からの流れです。いったん石田川となって利根川に合流します。

ここからが八瀬川なのかな?

高林寿町

住所で云うと高林寿町。NECの工場の南側、パチンコダイナムの西側のに分岐点があります。左が太田市内からの流れ(八瀬川)右が大泉方面へ、手前が河口側です。

最初の水門(堰) 三反田堰

三反田堰①
三反田堰②

NEC工場の東側を抜けて、R354のバイパスを越えると大きな水門(堰)が現れます。三反田堰です。八瀬川はR407の西側を流れますが、R407 の東側にも水路があります。そこへの放流調整用と思われます。これから先、何カ所もの堰が現れます。

トイザらスの西側にある堰です。先ほどのR407東側水路への取水口と思われます。

市の中心地へ 看板も登場

氾濫もしているのですね

平成3年の浸水被害

ようやく市役所がみえてきました (^-^;

市役所の西側

親水公園…的になっていますが、市役所の職員さん方…利用されているのかな?

市役所の北側で大きく蛇行します

暗渠で蛇行します (暗渠:蓋がされた水路)

伊佐須美神社の北側で90°蛇行します、昔からの流れなのか、市街地工事で蛇行させられたのか? 左側が伊佐須美神社です。

東武鉄道の高架したで再び90°の蛇行です。古い遺構の後も確認できます。

本島総合病院の東側の堰です、蛇川に続く水路との分岐です。

桜の名所 八瀬川公園

ま、とうぜんに葉桜となっています。それもまた風情があります(^_-)-☆

八瀬川公園の北側、大光院の南側に堰があります。歴史を感じさせる堰です。

大島町 八瀬川分水堰

八瀬川分水堰①
八瀬川分水堰②

今、辿ってきた市内へ流れるのが右側へ、手前は蛇川に向う流れです。

もうひとつの桜の見どころ 鶴生田町~強戸町

桜も見ごたえありそうですが、付近の広大な農地の源がこの川の流れと思うと感慨があります。

太田北部運動公園の南側の堰です。太田市内方面と石橋町方面への分岐点です。

大谷分水工

そして、いよいよ…大谷分水工です。
いよいよって? 戦国時代の武将・大谷休泊をご存知ですか? 太田の水路の基本はこの方が造りました。また、場所を改めて氏の話をさせていただきます。
この場所は太田・金山の東側と西側に水を分岐する重要なポイントです。上杉謙信が金山城を攻めた時に、ここのあたりを抑えて焼き払ったとの話もあります。
地元の歴史好きにはたまらないスポットです。

大谷分水工①
大谷分水工②

八王子丘陵の東側を廻り込み桐生市内へ

愛車もそれとなく (#^.^#)

歴史を感じさせれる石仏がここかしこに点在しています。

広沢町 新田堀取水口

R50号バイパスを挟んで桐生水質浄化センターの向かいに新田堀取水口があります。

新田堀取水口①
新田堀取水口②

桐生市内の流れ

桐生市内に入ると水量が多くなり、流れも激しいです。「あぶない」の看板もわかります。

桐生市内①
桐生市内②

そして源流(流れのはじめ)

八瀬川の源流…渡良瀬川からの取水口の太田頭首工です。

桐生市にある太田頭首工①
桐生市にある太田頭首工②
桐生市にあり太田頭首工③

古くは(戦国時代)からこのあたりに待堰と云う堰があり、そこから太田・新田地区の水を取水していました。この近くに一般公開されている戦国時代からの旧家・彦部家住宅があります。おそらくこの取水口を守ったり、見張ったりする役目があったのではないでしょうか。頭首工とありますが、ここが太田・新田地区の頭と首(首根っこ)の抑えだどこだったのでしょうね。

帰りは流してゆっくり帰ります、川を遡上したので行は上り坂、帰りは下りかな~ (^-^; 長文へのお付き合い、ありがとうございました。

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