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ガルバリウム鋼板

「住まい」の外装材(屋根・外壁)の材料(素材)として、このところ人気なのがガルバリウム鋼板です

目次

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板ってどんな材料(素材)なのか? をお話します

正式名称は?

溶融55%アルミニウムー亜鉛合金めっき鋼板と云います(JIS規格G3321 )

この名称を説明すると、ガルバリウム鋼板がどんな素材なのかよくわかります

鋼板(鉄板)の最大の弱点は水に弱く錆びやすいと云うことです、軽量で加工が容易な素材なので、この弱点を克服すると便利な建築の材料となります

錆に強くするためにめっきと云う技術が使われています。それがめっき鋼板です

ではどのようにめっきをするのか? ⇒ 溶融…高温で溶かしてめっきします

最後に何をめっきするか? ⇒ 55%アルミニウムー亜鉛合金めっきします。アルミをそのままでめっきするのは困難です、めっきしやすい亜鉛との合金にすることでアルミめっきしやすくしています、55%がアルミで43.4%亜鉛と1.6%が珪素の合金をめっきします

これを組合わせて溶融55%アルミニウムー亜鉛合金めっき鋼板(ガルバリウム鋼板)となります

最近はめっきの技術も向上して、アルミの含有量が増えている鋼板もあります

トタンって聞いたことありますよね

ガルバリウム鋼板は比較的新しい素材です。1972年にアメリカで開発されていますが、日本で一般的に使われるようになったのはこの20年~30年です。それまでの長い間…建築で使われていた鋼板はトタン…亜鉛めっき鋼板…でした。倉庫とか工場の壁に使われていいるところを良く見ると思います

たしかに亜鉛がめっきされていますが、錆びないとは言い切れない素材です(^-^; 

そこで、なかなか「住まい」の外装材として使うケースは限られていました

近年、このガルバリウム鋼板に色がついたり、いろいな加工が容易になって「住まい」の外装材として使用量が増えています

どのようして外装材として利用されるのか?

鋼板を平板(平らな板のまま)で「住まい」の外装材として利用することは困難です、強度や施工性が悪いからです。そこで、いろんな形状に加工して強度や施工性をUPして「住まい」の外装材(屋根や外壁)として利用する事になります。いろいな加工があり、加工後の商品(建材)があります

次回はこの加工のところ(具体的な商品)の説明させていただきます

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