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「住まいづくり」のベストシーズン

この時期でないと「住まいづくり」は駄目!!…と云う事ではありませんが、可能であらばこの時期が「住まいづくり」に適していると云うお話をします。

これは在来木造軸組み工法での話です、プレハブのメーカーは少し違ってきます。

目次

「住まいづくり」のベストシーズン

「住まいづくり」で気になるのはやはり雨と雪です。基礎工事や大工工事の途中で長く雨が続いたり、大雪が降る事はなるべくなら避けたいことです。

➀案 3月着工・4月上棟・6月竣工/引渡し

そんな理由で考えると3月着工・4月上棟・6月竣工/引渡しが理想的です。寒い季節を避けて3月に基礎を着工します。4月には上棟が出来て、5月中には屋根や外壁の外装工事も終えられる工事スケジュールです。ここ群馬県では上棟の時期に風が強い日があるかもしれませんが、梅雨の前には多少雨が降っても安心出来るところまで工事は進むはずです。
一つ懸念は…引渡しの時期に雨が降ります。「住まい」の廻りがぬかるんで駐車場や玄関が泥んこだらけになる可能性があります(^-^; 砕石を入れるなど工夫が必要です。理想は外構工事まで梅雨前に仕上げてしまう事ですが、工程的には厳しいかもしれません。

②案 10月着工・11月上棟・1月竣工月/引渡し

第二候補は10月に着工して11月に上棟。12月中に屋根・外壁の外装工事を終えて年越しして、1月に仕上工事を終えて竣工・引渡しのスケージュールです。季節外れの台風が来ても基礎工事のうちですし、雪の降る前の年内に外装工事を終えれば安心してお正月も迎えられます。こちらもこの地方独特の空っ風の影響をうける可能性があります。それがマイナス点です。

そして、1月の引渡しでは税金の件で注意&確認が必要です。

固定資産税

1ヶ月前倒しすれば、12月中の竣工・引渡しで、お引越しをしてお正月を新居で迎えることが可能です。ここには固定資産税が関係してきます。固定資産税はその年の1月1日の所有者に課税されます。12月に引渡しを終えると1月1日にはお客様の名前で登記されており、所有者になっいてその年の納税が必要です。1月以降に引っ越した場合は固定資産税が1年先延べとなります。将来にわたって最終的に支払う総額は変わらないのですが、何かと出費の多いお引越しの年に納税がないのはメリットかもしれません。

住宅ローン減税

最も注意&確認が必要なのは住宅ローン減税です。こちらは条件にもよりますが12月の引渡しのメリットが大きくなります。1月の引渡しなると減税の申告(確定申告)が1年先となります。年末の住宅ローン残高は返済が進み1年分減るので減税額が変わる可能があります。これは収入と住宅ローンの借入金額とも関係してきますので一概には言えません。さらに場合によっては減税の割引率が変わってしまう可能性もあります、その年の税制の内容を確認しての着工と引渡し時期の検討も必要です

➀案がお薦めです

あくまでもこの季節でないと「住まいづくり」は出来ないと云うお話ではありません。
工事のタイミング、季節を選ぶとすればこの時期がよいのではと云う提案です。
➀案(3月着工/4月上棟/6月竣工・引渡し)がお薦めです。
この時期を選んだから、全てに完璧で安心かと云うとそうでもありません。この時期でも雨も降りますし、強い風の日もあります。あまり細かな点を心配して大局を見失う事もあります。他の条件の考慮しつつ「この時期に合わせられれば良いかな~」ぐらいで考えましょう

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