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「住まい」の水道管の凍結

一年で一番寒い季節になっています、一昨日…水道業者さんと打ち合わせをした時に「水道管の凍結による破裂が多くて、忙しいと」とこぼしていました(^-^;

目次

「住まい」の水道管の凍結

この季節…なかなか避けて通れない水道管の凍結ですが、理屈がわかると安心出来ます

地中の水道管は凍らない

多くの道路の下には水道管が埋設されていますが、その水道管が凍結することはほとんどありません。これのは統括防止の断熱材等を巻いてあるからではありません、道路下の水道管は鋼管がそのまま埋設されています。凍らない理由は地中の中にあるからです。

地表が氷点下になっても、地中は氷点下にはなかなかなりません…この地方での話です、シベリアやアラスカの永久凍土の場所の話ではありません、あしからず(^-^;…

これは道路の下だけではなくて、「住まい」の廻りでも同じことです

「住まい」の中でもほとんど凍結しません

「住まい」の基礎の下や外壁の内側でも。ほとんど凍結することはありません。最近の住まいは断熱がしっかり行われているので「住まい」の外壁の内側でも凍る事はほとんどありません。昔は…台所のボールの中の水が氷る事もありましたが、今はそんなことはありませんね(^-^; 水道管も「住まい」の内部に配管されている部分の凍結はほとんどしません

「住まい」で水道管が凍結す場所は❓

では、「住まい」では…水道管はどこで凍るのでしょうしょうか❓

一番に凍る可能性がある場所は給湯器の設置場所で地中から水道管が立ち上がって給湯器に入るまでです。当然…ここは危険性があるので、通常はしっかりと凍結防止の断熱処理を行うのですが…施工ミスがあったり、断熱材が劣化して外れたりしてしまうケースがあるようです



最近の「住まい」は、一旦…基礎の中を貫通して、「住まい」の中へ配管してから、水を使う各箇所へ配管しています。外部を立ち上げて配管するのは給湯器の場所だけです。しかし、古い「住まい」では外部を廻して、水を使う各箇所で立ち上げて室内へ配管しています。この地中からの立上げ部分も凍結します。最近の「住まい」の給湯器の場所と違って、個所数も多くて&立上げの長さも長くなるので凍結の危険性も増します。築年数が多い程…凍結する可能性が高いと云うことになります

もうひと…凍結しない地中のはずなのに、凍結する場合があります。それは地中に深く配管されていないからです。通常は少なくとも100㎜(10㎝)程度は埋込をしたいのですが…地表面ぎりぎりに埋設している現場もあります。これでは地中でも凍結をしてしまいます。残念ながら施工不良と云われても仕方ないですね

水道管…凍結したら

どんなに対策をしていても、凍結をする場合はあります。そんな時は焦らないことです。この地方(群馬県南部)では、少なくともお昼頃までには融けます(^-^; 融けるのを待つ…築年数が20年以内ならそれが一番です。尚、少なくとも一日分の飲料水は備蓄しておくことをお薦めします。築年数が20年以上の場合は、劣化した水道管が破裂する可能性も少なくないので、水道設備業者さんの連絡して、凍結場所を確認することをお薦めします。水道管が破裂してからでは遅いです…。水道管が破裂してからですと、水道設備業者さんも直ぐには対応できない事もありますがら、早目に対応しましょう

我が家の「住まい」の給水配管の凍結が心配の方は早目に「住まいの相談室」へご相談ください。水道管が凍結したり、破裂してしまった場合は直ぐに対応できない場合もあります。事前のご相談をお薦めします

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