量水器(水道メーター器)は大きさの違いがあります。これにより水道加入金や毎月の水道料金の基本料に違いがあります。その金額は市町村によって違います
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水道 量水器の大きさ
今迄の「住まい」では通常…13㎜の量水器が使われています。近年…市町村によっては20㎜の量水器でないとダメなところが多くなってきています。13㎜と20㎜の違いは何で判断されて決められるのでしょうか?
水圧の違い(水栓数の違い)
量水器の大きさの違いは、水圧の違い(水栓数の違い)で決められます。水圧については専門家でないと理解出来ない複雑な計算式があり、一般的には水栓数で判断されます。
「住まい」の水栓数が
6ヶ所以下 …… 13㎜量水器
7ヶ所から12ヶ所 …… 20㎜量水器
13ヶ所から20ヶ所 …… 25㎜量水器
となっています。あくまでも基準で市町村によっても微妙に違う場合もあります
現代の「住まい」の水栓数
現代の一般的な「住まい」には何ヶ所の水栓がついているでしょうか?
キッチン シンクの水栓
お風呂 洗い場の水栓・湯船の水栓
洗面所 洗面台の水栓・洗濯機の水栓
トイレ 便器の水栓
2Fトイレ 便器の水栓
その他 外水栓・給湯機への水栓
ざっとみただけでも9ヶ所の水栓が必要です。トイレの中に便器とは別に手洗器を設けたり、キッチンに食洗器を設置すると10ヶ所以上となります。
こうなると管理者(市町村)が量水器(メーター器)を20㎜にしなさいと指導する理由がわかります


量水器だけ大きくしても駄目です
しかし…量水器(水道メーター器)だけ大きくしても駄目です。道路下の水道本管から敷地内へ引き込まれている水道管の径(太さ)が量水器より大きくないと効果はありません。20㎜の量水器が必要な場合には25㎜の径の給水管で敷地内に引込む必要があります
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