木製サッシ利用のネックのひとつはそのメンテナンス(塗装)です。アルミサッシでは必要の無い塗装によるメンテナンスが必要となります
どの塗料を、どんなタイミングで塗ったらよいのか❓ なかなか難しい選択です
目次
メンテナンスはD・I・Yが理想的
出来る事なら……D・I・Yで、お施主様ご自身の手でメンテナンス出来る事が理想ですね (^_-)-☆
コスト面のメリットも勿論ですが、木の特性、塗料の特性を知って、それを自分自身で取り扱うができることは、「住まいへの愛着」と、なによりも「楽しい!!」と云うメリットがあります
K様の建物で木製サッシの塗装をD・I・Yで行う、サポートをさせていただきます
塗装材料の選択
先ずは…塗料選びです。クライアント様とご相談っせていただき、三つのポイントを共有しました
もちろん…外部でも使える塗料というのは共通認識です (^-^;
塗装材料選択のポイント
➀自然塗料であること
➁木材の呼吸が可能であること
③価格が手頃で入手しやすいこと
具体的な塗装材料……
➀リボス(LIVOS)
リボスは自然塗料の中でも自然健康塗料と銘打っています、主要成分のひとつである溶剤に、天然性よりも人体に影響がすくないことを優先して、イソアリフォーテ(イソパラフィン)を選択しています
今回の検討にあたり…ネックはその価格でした。2回塗りを基準に考えると600円/㎡となり、他の塗料の3倍程になります
➁バトン(VATON)
日本のメーカー…大谷塗料株式会社が取り扱いをしている塗料です。HPなどは専門的で見映えは良くありません(^-^; 商品に自信があるのか❓ 販売に熱心でないのか❓ サンプルを確認すると、匂いが少なく、塗り易い感じです
サンプルに使える100mlの容量のものが600円程度でジョイフル本田で販売しています。何色か購入して検討が可能です
http://www.otanipaint.com/gsetu/vat.html
③オスモ(OSMO)
この3種類の塗装材料の中で、一番有名な塗料です。リボスと同じでドイツのメーカーの製品です。色の種類が豊富です。主材の含有量が多く、表層にも保護力が及びます
サンプルの入手が困難でした、ジョイフル本田にも製品はありますが、容量が750ml・7,000円程度かかります。これではサンプルには使えませんね
バトン(VATON)に決めました
今回は……クライアント様との協議で、選択ポイントの➀~③を全て満たす、バトン(VATON)を使う事になりました
以降……順次…何回かにわけて、作業の状況を投稿させていただきます
「新築」「リフォーム」「解体」「空き家対策」など、住まいに関するお悩みがございましたら、まずはご相談ください。
「何を、どうすればよいのか」をご提案いたします。