地盤調査から地盤改良工事への流れとポイントを説明します
目次
地盤調査~地盤改良工事
「住まい」の配置が決まり、敷地の造成が終われば地盤調査ができます
三者の独立性が大事です
地盤調査、調査判定、地盤改良工事…これを行う三者は出来れば別の会社、別の組織で行うのが望ましいと考えます
少なくとも地盤改良工事の業者に地盤調査や調査判定は任せないようにしましょう、地盤改良工事をしたいがための調査&判定になる可能性があります、無駄なリスクがあることは避けるようにしましょう
基本的には「住まい」の建設会社の協力会社が行うことになりますが調査前に地盤調査、調査判定、地盤改良工事の実施会社を聴くようにします、書面で退出していただけると安心ですね
地盤調査
一般的な木造一戸建てを建てる場合の地盤調査は、先端がスクリュー状になった棒を回転貫入させて行うスウェーデン式サウンディング試験(以下、SS試験)というものが使われるのが一般的です
地盤調査は表層の強度の調査ではなく3m~6m程度の深さまで調査します、「住まい」の配置図にしたがって四隅と中心点の五地点で調査をします
調査判定
地盤調査の調査結果で地盤の強度確保の判定を行います、地盤改良工事の有無を決めるだけでなく、どんな基礎が必要か?どんな工法での地盤改良工事が必要かも含め数値での裏付けを行います。地盤調査の結果は電子化されて解析・判定する組織に持ち込まて判定されます
判定結果は書面(報告書)で提出されます
地盤改良工事
判定で地盤改良工事が必要と判定が出されると地盤改良工事が必須となります、瑕疵担保責任保険には地盤保証が必要です、判定にしたがっての施行が保証の条件となります。地盤改良工事の工法も調査判定で指示されます、指示通りの内容で施工しましょう。調査判定に疑問がある場合は早目の質問して解決を図りましょう、遅くなれば遅くなるほど問題は大きくなります
地盤改良工事の工事報告書も写真付で提出いただきましょう、「住まい」の引渡渡しのタイミングではなく、地盤改良工事が完了した時点で一度…確認出来ると安心です
「新築」「リフォーム」「解体」「空き家対策」など、住まいに関するお悩みがございましたら、まずはご相談ください。
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