生コンクリートを入れる事を打設と云います
先日、サポートさせていただいている現場で、駐車場のコンクリートが打設が行われました
目次
コンクリート打設
最近は写真のようにポンプ車を利用して、コンクリート打設を行うことが多いようです
ポンプ車
青い車両がポンプ車です。この車両のおかげでコンクリート打設の効率は飛躍的に向上しました
象の鼻のようなアームに沿って付いているホースの中を生コンが通っていきます、高い場所や遠い場所まで生コンを運ぶ仕組みになっています。このポンプを使わない場合はネコと呼ばれる一輪車で生コンを運びます
生コンは水分を多量に含んでいるので、相当に重たいです。ですから遠く、高くへ運ぶ場合にはこのポンプ車で大きな圧力をかけて送り出します
作業の様子
生コンのホースの先を持つ人がポンプ車のオペレーターさんです。手元にリモコンの操作機を提げていて、生コンの流入をコントロールをしています。その他の方は入れた生コンを均しています、直ぐに固まる訳ではありませんが、少しづつ硬化していくので、早い作業が必要です。さらに一度固まると補修がききません、慎重な作業も必要です
作業前
手前と左右の木の部分が型枠です、コンクリートが乾いた時には外されます
手前の型枠に沿って白いラインがあります、これは伸縮目地です。一定間隔で入れてコンクリートの割れを防ぎます。この写真の現場では手前にコンクリートが継ぎ足しされます
井桁になっているのがワイヤーメッシュ…細い鉄筋を組んだものです、強度確保の役割があります
四角い石は通称「ピンコロ」と呼ばれ、地面とワイヤーメッシュの間に生コンが入るよう、ワイヤーメッシュを浮かせる役割があります
作業中
コンクリートを打設した直後の様子です
これから、硬化状況をみながら何度も鏝で押えて、表面を綺麗に仕上げていきます、数時間から半日かかる作業です。この時に雨が降ったり、猫や犬が歩くと跡がついてしまいます(^-^; それも注意しながらの作業です
この日は最後まで現場にいられなかったので、本日…現地確認してきます
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